昼はクジラ、夜はシェルヴォイのオーロラ

シェルヴォイのクジラシーズンは一年でいちばん暗い時期にあたり、それはオーロラの季節でもあります。一度の旅で両方を狙いたくなるのも当然です。うまくいくこともありますが、夜に向けてどれだけ体力が残るかは、クジラ船の時間帯しだいです。

二つの見ものは一日の前半と後半に

クジラ船は数時間の薄明かりを生かすため、正午ごろに出航します。オーロラに必要なのはその逆で、明るさが消えたあとの暗い空です。

つまり二つは同じ時間を奪い合いません。問題は、クジラの部分が終わったあとに体力と自由な夜が残っているかどうかです。

どちらも約束はされていません。クジラツアーが目撃を保証することはなく、オーロラには太陽活動と晴れた空の両方が必要で、それは誰にも予約できません。

シェルヴォイの夜が暗い理由

シェルヴォイは島にある小さな漁業の町で、都市の明かりから遠く離れています。晴れた夜の空はたいていトロムソの上空よりずっと暗く、淡いオーロラも見えやすくなります。

極夜の間は午後の早い時間から暗くなります。真夜中まで起きていなくても空を見上げられますが、オーロラは夜のどの時間にも現れる可能性があります。

暗い空が役に立つのは晴れているときだけです。暗くても天気が悪ければ何も見えないので、時刻や日付より雲の予報のほうが大切です。

トロムソ発の日帰りツアーのあとで

Arctic Adventure ToursのシェルヴォイRIB日帰りツアー(約343ドルから)は、トロムソを5:00に出るバスで始まり、17:30ごろに戻ります。オーロラツアーがたくさんある街で、夜は空いています。

同じ夜に別のオーロラ観賞ツアーに出ることもできます。ただ5:00に出発し、バスで約8時間、冷たいしぶきの中で3時間を過ごしたあとは、たいていの人が眠りたくなるので、別の夜にしたほうがうまくいくことが多いです。

昼はクジラ、夕食にはトロムソへ

車のない旅行者向けの私たちのおすすめで、GetYourGuideでの評価は1,200件以上のレビューで4.8です。バスにはWi-Fiとトイレがあります。RIBでの時間は約3時間で、スーツとブーツは貸してくれます。

港から出るFrozen FrontiersのRIBサファリ(約241ドルから)には、トロムソから提携バスで行き夕方早くに戻るバージョンもあります。こちらは料金が高くなるので、予約の際に正しいほうを選んでください。

Green Gold of Norwayのトロムソ発日帰りツアー(約365ドルから)も同じ形です。難点は5:20の出発でやはり12時間の一日になることで、その直後にオーロラの夜を過ごすのはかなりハードです。

木のない茶色の島を背に、灰色の海から頭を持ち上げるシャチ

シェルヴォイに泊まる

港の近くに泊まると、一日がすっかり変わります。Dervolaの暖房付きキャビンクルーザー(約284ドルから)は9:30に出発して14:00ごろに戻るので、4時の目覚ましなしで長い夜が残ります。

Skua Natureの暖房船(約279ドルから)は約3.5時間なので、こちらも暗くなる前に休む時間をとれます。そのあとは、周りに明かりの少ない小さな町の外へ一歩出るだけです。

引き換えになるのは北への移動と宿探しです。どちらがどんな人に向いているかはトロムソ発とシェルヴォイ発の比較でまとめています。

道路から見る

港発の船のあとトロムソ方面へ車で戻るなら、道のりの大半は暗闇の中です。晴れた夜なら道路からオーロラが見えるかもしれませんが、約束はできません。

車を停めるのは、カーブや狭い区間を避けた安全な場所だけにしてください。空より道路にこそ注意が必要で、凍結や風に加えて、トナカイが道に迷い出てくることもあります。冬の運転とフェリーについてはルートガイドで扱っています。

海岸の雲

冬のこの海岸では雲がよく出て、それがオーロラの夜が空振りに終わるいちばんの理由です。どんなに強いオーロラでも、厚い雲の向こうでは見えません。

午後に雲の予報を確認し、できれば二晩以上の余裕を持っておきましょう。プランBのガイドで紹介している、クジラツアーを守るための予備日は、空にとっても二度目のチャンスになります。

シーズンを通じた明るさと天気はシェルヴォイのクジラシーズンを週ごとにで解説しています。暗い週ほど夜は長く、シーズン初めの週ほど海上での日照が長くなります。

二泊のプラン

時間があるなら、シェルヴォイに二泊すると最も余裕ができます。一日目は北へのドライブと夜空の観察、二日目は港発の船に乗り、夜はまた自由です。

船が欠航になったり空が曇ったままだったりしても、翌日にどちらも再挑戦できます。一泊分の宿代はかかりますが、すべてを一日に詰め込むプレッシャーから解放されます。

トロムソに泊まるのもありで、リズムが違うだけです。まずクジラの日帰りをこなし、その夜は休みます。そして別の夜に街発のオーロラツアーに参加するか、自分で出かけましょう。

正午から真夜中までの服装

クジラ船もオーロラの夜も、寒い中で何時間もじっと立っていることになります。RIBではフローテーションスーツを貸してくれますが、夜の分は自分で用意しなければなりません。

両方に同じ暖かいレイヤーを持っていき、帽子と手袋2組も忘れずに。クジラ船で着る5枚のレイヤーのガイドは、夜22時の暗い道端でもそのまま役立ちます。

  • できればトロムソ発の日帰りツアーとは別の夜にオーロラを計画する
  • 早く終わって目の前に暗い空があるシェルヴォイに泊まる
  • カレンダーより雲の予報を見る
  • スマホとカメラの電池は内ポケットで温めておく

昼から夜へ

オーロラの夜についてのお答え

同じ日にクジラとオーロラの両方を見られますか?

可能です。クジラ船は正午ごろに出航し、オーロラには暗い夜が必要だからです。どちらも保証はなく、トロムソを5:00に出発したあとは、たいていの人がオーロラは別の夜にしたいと考えます。

トロムソ発のクジラ日帰りツアーは何時に戻りますか?

Arctic Adventure Toursは5:00に出発し、17:30ごろトロムソに戻ります。トロムソ発のほかの日帰りツアーも夕方早くに戻ります。

シェルヴォイはオーロラを見るのにいい場所ですか?

都市の明かりから遠い小さな町なので、晴れた夜はたいてい暗い空になります。ただ海岸では雲がよく出るので、何も約束はできません。

夜を自由に使えるクジラ船はどれですか?

シェルヴォイ港発の船です。Dervolaは9:30から14:00ごろまで、Skua Natureは約3.5時間なので、暗い夜はまるごとあなたのものです。

クジラツアーのあとのオーロラの夜には何を着ればいいですか?

フローテーションスーツの下に着るのと同じ暖かいレイヤーに、帽子と手袋2組を加えてください。凍った地面用に滑りにくいブーツも。スーツは船に返すので、夜は自分の暖かいアウターが必要です。